Instagramで集客する
Instagramで集客するメリットについて紹介します。
無料でできる
Instagramは誰でも無料で始めることができます。
広告料がかからず世界の10億人を超えるユーザーにアプローチできるポテンシャルは集客においてかなり強力な武器になります。
視覚的な訴求に向いている
Instagramは写真や動画などの視覚的な訴求に優れています。
商品の紹介をしたり、自慢のグルメの魅力を伝えたり、観光地のおすすめスポットを紹介したりと、消費者にダイレクトに商材をアピールすることができるため、興味をもってもらいやすい点もメリットです。
予約などの具体的な行動に繋がりやすい
Instagramアカウントを運用してフォロワーを獲得することで、商品を実際に買ってもらえたり、現地へ訪問してもらうなど集客メリットは計り知れません。
さらにブランドを好いてくれる人はリピーターとして長期的な優良顧客にもなりえますので、Instagramで集客するメリットは非常に大きいです。
Instagramで集客するためのステップ
Instagramアカウントを開設する
まずInstagramの運用が決まったらアカウントを開設しましょう。
この時に開設するアカウントは個人アカウントではなく、ビジネスアカウントを開設することを間違えないようにしてください。
運用方針やターゲティングについて考える
Instagram運用が決まったらターゲティングを行いましょう。全く商品やサービスに興味がないと思われるユーザー層に情報を発信しても、集客は期待できません。
どんな人が自社商品やサービスを気に入ってくれそうか、必要としてくれているのかを考えた上で、ターゲットを絞り込みましょう。
プロフィールを充実させる
ユーザーに自社商品やサービスを気に入ってもらうためには、アカウントで利用できる機能を活用することが大切です。Instagramには、ストーリーやハイライト、リールといった様々な機能が搭載されています。
プロフィール欄は、ユーザーがフォローするかどうかの判断材料にもなりやすいため、シンプルかつ魅力的にまとめましょう。150文字以内で自社商品やサービスのコンセプトやブランドの紹介などを、分かりやすくアピールするよう心がけてください。
絵文字の使用もできるので、文章とのバランスを考えた上で取り入れることがおすすめです。
位置情報(ジオタグ)を設定する
店舗のロケーションを設置するジオタグは、投稿から興味を持ったユーザーが位置情報を即座に確認できるため集客に繋がりやすいです。
さらにこの場所名をクリックするとGoogleマップで場所の位置、同じ位置情報を使った他の人の投稿が出てきます。また、ハッシュタグによる検索でも位置情報が表示されるので、より多くのターゲットにリーチすることが可能になります。
ジオタグをフィード投稿で設置する方法は、新規投稿画面から「場所を追加」をタップした後、検索画面から該当する店舗名や建物を選択して投稿すれば完了です。また、ストーリーでも編集画面のスタンプ一覧から「場所」を選んで、簡単に位置情報を設置できます。
投稿時に意識すべきこと
Instagramで宣伝を行う場合、投稿を見てくれた人に対して、来店や購買といった具体的なネクストアクションを起こしてもらう導線を明確にします。
投稿すべてにプロフィールにとべるようなリンクを入れることで、プロフィールへ誘導ができ、プロフィール内の自社販売サイトへ誘導することができます。
また、特典などを記載しておくなど工夫することで、顧客のネクストアクションを促すことができます。
ハッシュタグは上限の30個を基本とする
ハッシュタグはInstagramを運営する上でキーポイントになります。ハッシュタグは1投稿につき30個まで使用できるのでできるだけ30個つけるようにしましょう。
アカウントにとって、重要な商品やサービスに関連するハッシュタグはなるべく固定して使いましょう。投稿に応じて適切なハッシュタグを選定することで集客しやすくなります。
投稿と関係ないハッシュタグを付けると狙ったターゲット層にインプレッションしづらくなるため注意しましょう。リーチが増えない原因として投稿とハッシュタグが合っていないことも考えられます。その場合はハッシュタグの改善をしましょう。
投稿の閲覧時間
1投稿あたりの閲覧時間が長いと、よいコンテンツとして評価され、ハッシュタグ検索の表示順があがりやすいと言われています。
投稿する枚数を増やすことによって閲覧時間が長くなりますので複数枚での投稿をするのも重要なポイントになってきます。
リーチ数や保存数が高くなるように改善していく
画像を投稿してターゲットから「いいね」をもらうことも重要ですが、保存されることもInstagramのアルゴリズム上大切になります。
ユーザーに「保存して後でまた見たい」と思わせるには、学びと発見のある画像内容にしたり、シェアしたくなる印象が残る画像を作成することがポイントです。
また、役立つ情報や商品の使い方のキャプションも添えて、あえて画像を複数枚作り「保存したい」と思わせるような工夫をしましょう。
来店につながる導線を意識する
Instagramで宣伝を行う場合、投稿を見てくれた人に対して、来店や購買といった具体的なネクストアクションを起こしてもらう導線を明確にしておきます。
投稿全てにプロフィールへのリンク(@+アカウント名)を入れることでプロフィールへ誘導し、販売サイトへの誘導や初回来店時の特典を記載しておくなど工夫しておくことで来店に繋がります。
フォロワーと丁寧にコミュニケーションを取る
Instagramはお店の顔になります。投稿にいただいたコメントや質問には丁寧に返信しましょう。
「ストーリーズ」の機能で、「アンケートスタンプ」という機能を使うことでフォロワーに質問を投げかけ回答してもらうことも可能です。
今後「ユーザーがどんな情報を求めているのか」のアンケートをとったり、「質問や要望を受け付けます」として消費者の行為を取り入れるなど円滑なコミュニケーションができますので是非積極的に活用しましょう。
Instagramのアルゴリズムとして、積極的にフォロワーと交流しているアカウントを優先的におすすめ表示されることもあるため、さらに集客力を高めることにも繋がります。
必要に応じてInstagram広告を活用する
Instagramには、ユーザーへ写真や動画の広告を配信できる「Instagram広告」機能があります。
低予算でターゲットを詳細に絞り込めるので的確に広告を見てもらうことができます。どのくらいの人が見てくれて、どのくらいクリックしたのかなど分析ができます。
自分のフォロワー以外へ広告を配信することができるので、ターゲットとなる消費者を効率的に集客するのに大変役立つ機能です。
Instagramで集客するコツ
Instagramを活用して集客する際に重要なポイントを紹介します。
投稿の世界観を統一する
Instagramで集客するコツとして「世界観」(イメージ)が重要と言われています。ここでいう世界観とは、アカウントが「何を、どう伝えているか」ということです。
ゴシップ中心の女性週刊誌とおしゃれなファッション誌では発信する情報やビジュアルの雰囲気が違うように、Instagramのアカウントもどんな情報をどんなテイストで発信しているかを、ビジュアルで伝えることが重要です。世界観を統一するメリットとしては下記が挙げられます。
- 伝えたいイメージをより明確にできる
- 獲得したいフォロワー層に効果的にアプローチできる
- フォロワーを通じて、アカウントのテーマに関連した情報が集まりやすくなる
- 価値観や趣味が近いユーザーが増える
リール投稿を活用する
Instagramにはショートムービー機能である「リール」があります。ショートムービー機能としては「ストーリーズ」と似ていますが、大きく異なる点は「フォロワー以外の人に動画を見てもらえる」ということです。
ストーリーズはフォロワーにしか基本的に表示されませんが、リールは発見タブやリール専用タブから閲覧することが可能です。そのためより多くの人に自分の投稿を見てもらいやすくなります。
ライブ配信でリアルタイムコミュニケーション
Instagramにはライブ配信機能があります。ライブ配信機能は、リアルタイムでフォロワーに対して動画を配信できる機能です。
一般的に「インスタライブ」と呼ばれており、ライブ配信は公式アプリから簡単に実施することができます。ライブ配信中は、閲覧者はコメントやいいね、質問などができ、ライブ配信者と視聴者間でコミュニケーションをとることができます。
配信後のライブ動画はアーカイブに残すことも可能になっており、自動的に最大30日間保存されます。
まとめ
Instagramで集客するためのメリットやコツなどを解説してきましたが、自社商品やサービスの運用イメージが湧いてきたという方もいるのではないでしょうか。
こちらで解説したようにビジネスアカウントでの運用や共感を生むような工夫、より宣伝効果を高めるような設定を行ってひと手間かけることで効果を生み出せるようになります。
Instagramのアカウントを上手く運用し、多くの人の目に留まるように成長させていきましょう。