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美容室の開業に必要な手順や準備について解説!!!

現在美容室は、約25万店あるといわれています。

1年間に約3000点が新しく出店・開業しています。

その中で開業するための手順を記載します。

1.開業するためには?

美容師としてスキルを磨いていくと、やがては自分のお店を持ってみたいと考える方が多いのではないでしょうか。

個人事業主か法人

まず開業するにあたり重要な選択肢があります。

「個人事業主」「法人」どちらにするかです。

この違いは美容室を運営するにあたり重要かつメリット・デメリットがあります。

【個人事業主】

株式会社などの法人を設立せず、自分で事業を行っている形です。

よく自営業と呼ばれます。

個人事業主は社長の給与という概念がなく、売上から家賃・光熱費・材料代・広告費・従業員の給与等を引いたものが取得となります。

税の特徴として経費が計上しにくい点があります。

また、個人事業主だと美容/理容業は社員が何人いても社会保険(健康保険・厚生年金)への加入義務はありません。ただし。雇用保険・労働保険の加入義務はあります。

【法人】

法人には4種類あります。

株式会社・合同会社・合資会社・合名会社が法人に該当します。

メリットは個人事業主よりも経費として計上できる幅がとても広がります。

社長の給与は経費として計上できるので、利益がでている個人事業主の方は節税効果にもなります。

ただし法人にすると健康保険・厚生年金・雇用保険・労働保険の加入義務がでてきます。

管理美容師の資格が必要

そもそもですが美容師免許をも持っていなければ開業することはできません。美容師免許は国家資格の1つであり、取得するためには厚生労働省指定の美容師育成施設で実技試験と学科試験に合格する必要があります。

また、美容師免許のみでも開業することはできるのですが、もし他のスタイリストを雇用して複数人で経営を行っていくのであれば管理美容師の免許も必要になります。

管理美容師の免許を取得するためには「美容師免許取得後3年の実務経験があること」「各都道府県で実施している講習会を修了していること」の2つの条件を満たしている必要があります。

2.開業に必要な手順と手続き

コンセプト

コンセプトとは、いわば方向性を決める「道しるべ」となりものです。しっかり決めておくことで改善策や対策を考えるときの基準となり、統一性をもったお店作りが可能になります。コンセプトを決めることはお客様に対してどういい美容室なのかをわかりやすく伝えるだけでがなく、従業員にもお店の方向性を共有でき、仕事の明確化とやりがいに繋がり働きやすい職場づくりもできます。

コンセプトを決めるにあたり大切にすることは3つです。

・具体的なターゲット層を決める

20代の若い女性なのかファミリー層なのかによって今後の方向性が決まります。

・立地や営業時間を決める

ビジネスマンや若い情勢をターゲットにするなら駅前で遅くまで営業することが必要です。

・メニューや価格帯を決める

周辺の美容室と差別化を図るようにオリジナル性があるメニューやサイドメニューを公安できるとお客様に興味をもってもらいやすくなります。

事業計画

事業計画は、自分の頭の中のアイデアを明確にするという役割だけではなく、融資を受ける際の説得材料としても重要になります。計画には、開業の動機や上記のコンセプト、提供するサービスメニュー、消耗品の仕入れ先、開業の売上見込みやいるまでに黒字化するかなどの情報を記載しましょう。

物件を探す

美容師が美容室を開業する上で、物件選びはとても重要です。

しっかり選んで決めないと、開業したものの集客が全然できなくて経営が続かなくなってしまったり、思いもよらないトラブルに遭遇してしまったりする恐れもあります。

まずはインタネットを通じて物件情報をしっかりとリサーチすることから始め、ピックアップすることができたら実際に物件の下見に行ってみましょう。ネットの情報だけで決めずに、現地でみてコンセプトや内装が自分の理想を合っているか想像しましょう。また、店舗の立地を確認することも大切です。

3.開業後の確定申告について

美容サロンを開業して経営している美容師さんは、必ず確定申告を行わなくてはいけません。確定申告には青色申告と白色申告がありますが、節税のためにはたくさんの特典を受けることができる青色申告を行うことをおすすめします。確定申告についてポイントを押さえながらチェックしていきましょう。

【青色申告と白色申告の違い】

2つの申告の大きな違いは、事前に行う申請の有無です。

青白申告はその年の決められた期間までに書類を提出し、税務署で承認を受けなくてはなりません。

白色申告は特に申請は必要なく、青色申告を行っていない事業者が対象になります。

青磯申告には多くのメリットがあり、事前に金額が記載された書類を提出しておくことで金額の範囲内なら配属者や親族への給与は経費にすることが可能です。年齢は15歳以上が対象になります。他にも塩色申告特別控除を受けることができます。10万もしくは、記帳に基づいてきちんと帳簿をつけつることで最大65万の控除を受けられます。

白色申告のメリットは、面倒な手続きなど事前にする必要がないです。簡単な帳簿をつけていくだけなので、時間をとられることもありませんが、青色申告に比べて受けられる特典が少なくなってしまいます。

まとめ

美容室を開業することが、多くの美容師の夢ではありますが、開業には資金調達や事業計画の作成など準備が必要になります。無計画に開業してしまうと多くの負債を抱えて閉業するリスクもあるので気を付けましょう。

開業前の準備をしっかり行うことで稼げるサロンにすることは可能です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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