小資本から始められるということで人気のネイルサロン、この記事をお読の方であれば
一度は自分のお店を出してみたいと思う方も少なくないと思います。
そして念願かなってやっと出せた自分のお店であれば長続きさせたいものですよね。
そこで今回は、ネイルサロンをこれを開こうと考えている人、開いて間もないないオーナー様向けに失敗しないための経営方法・参考をまとめてみました。
今回の記事では、市場の状況と開業前にやっておくこと/開業後にやった方が良いことを
解説しております。
目次
ネイルサロン経営の現状
ネイルサービス市場は、この15年で市場規模は4倍に膨れ上がり急成長を遂げています。
現在ネイリストの人口、及び店舗数は過去最大級の大きさを誇っています。
背景に小資本で参入できることや特別な資格/許可が必要ないことが挙げられます。
詳しくご覧になりたい方は紹介したこちらのページをご覧ください
(2021最新版)ネイルサロンの開業にかかる資金や資格を徹底解説!!
ネイルサロンが儲かりやすい理由
・サービスに対しての減価率
・ネイルサロンの人件費
サービスに対しての減価率
他業種と比較してもネイルサロンの素材費はとても安価に仕入れ流ことができます。
小売店で販売しているネイル用品のおおよそ1/ 8 ぐらい(参考までに、アパレル関係の仕入れは利益率40~60%)の価格感で仕入れすることが可能になるため自ずと利益率は80%以上になります。
※店舗の場合:この80%の粗利の中から人件費や電気代含む経費を引いていく
ネイルサロンの人件費
参照:ネイリストの平均年収・ボーナス事情|比較シミュレーションで比べてみよう
こちらも他業種と比べて、比較的安価な価格帯になっていることが特徴です。
日本のネイリストの平均給与は平均年収は約234万円になるので
月に15~20万円ほどと非常に安価に人を雇うことが可能になります。
ネイルサロン開業までの事前に4選
・コンセプト及びサービスのアンケート調査
・事業計画書の準備
・他社との差別化
・SNSでのファンの獲得
・出店地域の見定め
コンセプト及びサービスのアンケート調査
参照:需要予測に迫る
上記の様に自分の考えているサービスがどれぐらい需要があってどれぐらいのニーズがあるのか
企業に依頼するとお金がかかってしまいますが、友達からでもいいので時間をもらって
プレゼンしてアンケートに答えてもらいましょう。
良いと思ってい他のは自分だけで世の中の人は欲しいと思っていなかったというケースや
想像以上にお客様に刺さらないことは本当によくあることなので一番時間を掛けても良いかもしれません。
事業計画書の準備
事業計画書とは
実際に事業を運営していく際の経費や売り上げ予想など、全ての項目を開業前に作成する資料になります。
これを制作することにより、手元に入るお金と出ていくお金がわかるので、広告費にどれぐらい割けるのか?など多くの判断の基準になります。
また、より具体的な推量・仮説を立てることができビジネス的にも成長が見込めそうであれば助成金や融資金も集まりやすくなるので絶対に作成しましょう。
助成金についてもっと知りたいよ
という方はコチラ→ネイルサロン開業 助成金
### 他店との差別化ポイント
自分はだけが素晴らしいと思っていても、ライバル店が非常に多いのも
ネイルサロン業界の特徴なので徹底的に市場調査をしましょう。
特に出店地域にネイルサロンが既存する場合は何回も通って
自分のお店との弱み・強みなどは明確にして置くことをお勧めします。
ランニングコストの算出
参考:美容室開業のリアル】同規模サロンなのに微妙にちがう! 開業費用の内訳事例
※ネイルサロンではなくエステサロンのグラフ参考
先ほど、仕入時の減価率のお話をしましたが
実際にお店を持つとなると、仕入れ以外にも広告費用や設備維持費、人件費
でき光熱費、WIFI費用など数多くの出費もあるため削れるところ、削れないところ
などできるだけ細かく数字化してマネージメントすることをおすすします。
SNSにおける事前集客(ファンの獲得)
実際に開業をしてしまうとどうしても固定費が毎月発生してしまうので
開業前からファンの獲得に勤しみましょう。
SNSでは、お金かけずとも自分の世界観や夢を応援してくれる人質に出会いやすいです。
ある程度ファンを獲得し確度の高い売り上げ予想が立ってから
お店を開くとより安全な経営ができるのでお勧めです。
出店地域の見定め
固定費削減のため、家賃を抑えようとしても田舎の高年層が多い場所に出店しても
売り上げは上がらないですよね?
また、若年層が多く顧客になりうる可能性が多い都会に出しても家賃が高く利益が下がる。
程よい場所に出店できたとしても、競合他社が出店している/可能性確がありお客様を獲得できなかったり取られてしまったりするので店舗に関しては慎重に選びましょう。
ネイルサロン開業後に徹底すること
クオリティーの担保
どれだけ自分の技術に定評があったとしても
他社と比べてどうなのか?を常にいしきましょう
自分の技術力を過度な過信をしていると自分たちの技術力よりも
高くサービス自体も安価に提供している会社が近くにある場合
価格もさることながら、技術自体も磨く必要が出てきます。
新規顧客の獲得とリピート率
開業時に一番最初に行うことはいわゆる広報になります。
大企業のように地上波に広告は流せなくても、FacebookやInstgram、TwitterなどのSNSを駆使し自分たちの活動や浸透したい世界観を広げていきましょう。
また、リピート率を高める意味でも顧客管理は徹底的に行いましょう。
お客様の誕生日、趣味嗜好を細かく分析しお客様の誕生日の際は特別なクーポンを発行したり施術中に提供すお水も少しぬるい温度が好みであればお客様に合わせて温度管理をするなど顧客の気持ちが離れない様な管理体制が重要です。